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賀茂 (能)[かも]
『賀茂』(かも)は、能楽作品のひとつ。別表記加茂、古称は矢立鴨。賀茂神社の縁起を気品高く、また勇壮に表現した能である。作者は金春禅竹ともいわれるが、不詳。戦国末期の素人能役者下間少進の演能記録「能之留帖」に頻出し〔片桐登校定 『下間少進集』p45〕、また、豊臣秀吉の命をうけて山科言経らが注釈をする〔東京大学史料編纂所 『大日本古記録 言経卿記 6』p246〕など、その当時からよく好まれた能である。 == 作品構成 == 播州室の神官が上洛し、賀茂社に参拝するところから能ははじまる。舞台には、白い壇に白羽の矢が立った作り物が後見の手ですえられる。〔以下弱い強調<通常は斜体で表示される>でしめした部分は、謡曲本文の引用である。なお引用にあたってはおもに参考文献にあげた『謡曲大観』を参照しているが、漢字変換、句読点のうちかた等は、執筆者独自のものである。また現代語訳は執筆者が行った。〕
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「賀茂 (能)」の詳細全文を読む
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